最終結論

STSシステムにより回転もかかり、スピードもある表ソフトに仕上がったとか!
回転がかかって尚且つスピードも維持できれば最高の表ソフトとなるでしょう。
果たして表ソフトではあまりやらない技術が容易に出来るのか!?
そして表ソフト独特の玉離れの早さや角度打ち、ミート打ち、そしてナックルなど、表ソフトの特徴が失われていないのか!?
表ソフトの新境地となるのか!
そこらへんをしっかり見ていきたいと思います。

試打使用用具
ラケットは7P-2Aです。
単板のような厚みのある打球感が特徴のDARKERのラケットです。
グルーはエコロエフェクトで仮張り1回で使用しました。

試打

ファーストインプレッション
癖もなく普通な感じですね。
回転はそこそこかかります。
普段フォアは裏ソフトで打っていますが表ソフトで打ってみて、やはり裏ソフトのようにはいきませんが、普通の表ソフトよりは引っかかり良いと思います。

攻撃面(ドライブ・角度打ち・スマッシュなど)
ここからはすべてシェークのバックでの話しになります。
ドライブについては引っかかりもよく、そこそこかかります。
普通の表ソフトよりは引っかかりますね。
角度うちはすばらしくやりやすいと思います。
やはり引っかかりがあるため、安定した角度打ちが出来ますね。
スマッシュは普通通りに出来ます。
めちゃくちゃ飛んだりすることがなく癖が無いので普通に使いこなせます。

台上処理(ツッツキ・ストップ・フリック・流し打ち・ブロックなど)
ツッツキについてはかなりかかります。
やはり引っかかりがいいのでかかります。
ストップはすばらしく止まります。
回転がかかるので、相手の回転に影響されて、止まらないかなと思ったら意外と止まります。
フリックは思い通りに出来ます。
流し打ちは普通に出来ますね。
ナックルはそこそこ出せます。
さすがに変化をつけれる表ソフトに比べれば、いやらしい玉は出ませんが、ある程度なら出せます。
そこは回転がかかるラバーなのでお相子でしょう(笑)

守備面(ロビング・カットなど)
ロビングについては比較的やりやすかったです。
今まで使っていたラバーよりはやりやすかったです。
カットはあまりやってませんが、おそらく表ソフトなので向かないと思います。
回転かけないカットというか、打たれて、下がってしまって、ドライブを落とされたときに回転をかけないカットみたいなのをして見ましたが、微妙にナックル気味でした。
相手が打ちにくかったかどうかは定かではないですが、おそらく打ちやすかったのではないかと思います。

メリット
やはり、多少回転がかかるので、裏ソフトから表ソフトに転向したいという方や、今の表ソフトは回転がかからないから変えたい。けど回転系表ソフトみたいに表ソフト独特のナックルやスピードを失いたくない方などにお勧めできます!

デメリット
特にここがセールスポイントだ!というのが無いところですね。
癖が無いのはいいんですが、やはり曲者ラバーというのもありますし、無難に何でもこなせるので、面白みが無いといえば無いですね。
そして値段ですね。
表ソフトとしてはかなり高価なほうでしょう。
ノングルーでは金属音はしませんし、あまり弾まないと思います。

最後に
癖が無いので何でも無難にこなしてくれます。
メリットのところに書いたような選手にお勧めします。
表ソフト独特の玉離れの早さも残しつつ、回転を両立しているラバーだと思います。
値段は高価ですが、値段の割の性能はあると思います。
耐久性もグルーイングして使っても2ヶ月〜3ヶ月は持ってくれると思います。
(2007/06/15)





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